健康経営への取り組み
当社は、「安全と健康を守ることは全てに優先する」という日立グループ安全衛生ポリシーの基本理念に基づき、従業員がいきいきと働くために、日立健康保険組合、産業医と連携し、健康保持・増進活動に努め、「安全・健康・快適で働きやすい職場づくり」を実行します。
健康経営の推進
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健康経営の推進にあたっては、健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組みます。
この活動の評価として経済産業省および日本健康会議による健康経営優良法人制度において、2年連続「健康経営優良法人2023
(大規模法人部門)」に認定されました。
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「健康経営」「働き方改革」の重要性を、社長自らメッセージを発信し全従業員に伝え、各種施策を推進します。
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「日立プラントメカニクス 健康経営8テーマ」
推進施策を8のテーマにまとめ、実行していきます。
(1)働き方改革の推進
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①
ペーパーレス・ハンコレスによる業務効率を向上します。
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②
業務フローの見直しによる業務効率を向上します。
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③
原則、『残業時間・健康管理用時間が45 時間/月を超えない働き方』、併せて、真にやむをえない場合でも45時間/月超過が6回/年度及び単月80時間/月を超過しないような働き方を目ざします。
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④
育児・介護等に対応した、多様な勤務形態を実現します。
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⑤
「新常態」を前提とした、制度・体制・文化を構築します。
(2)健康増進に向けた取組み
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①
健康診断・特定健診に基づく保健・生活指導を産業医と連携してきめ細かく行い、従業員の健康をサポートします。
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②
健康意識再徹底と行動変容により、健康保持・増進を図ります。
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③
日立健保による「健康相談窓口」により、従業員・ご家族の健康・介護・育児等に関する相談に、専門家が対応します。(24時間365日)
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推進体制
当社における健康課題と健康経営戦略
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当社では2021年度から、生活習慣に関する傾向の見える化や健康意識を高めている要因・阻害している要因の把握等を目的として、全従業員を対象とした「健康習慣アンケ―ト」を実施しています(2022年度の回答率:約77%)。調査結果から従業員の健康リスクを高、中、低の三群に分類し、高・中リスク群を引下げ、低リスク群を拡大することで、経営課題である「従業員の健康状態および健康に対する意識の改善・向上」「生活習慣や病気・ケガ、メンタルヘルス不調による生産性低下の防止」につなげていく方針です。
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健康習慣アンケートは、生活習慣7項目(飲み物、食生活、運動、喫煙、心の健康、睡眠、適正飲酒)それぞれについて、「既に健康づくりを始めている」から「健康づくりを始める意思なし」といった行動傾向の意識について5段階に分けて調査しているものです。2022年度の調査結果を見ると、生活習慣に関し、昨年度から改善傾向にあることが見て取れます。一方細分化してみていくと、飲み物に関して25%が意識をしていない実態が分かりました。
従業員一人ひとりの個々の健康課題に気づきを与えられるよう「行動変容セミナー」を実施することに加え、今年度は「ドリンクセミナー」を開催しており、日頃の食生活等の改善につなげていきたいと考えています。
これらの取り組みに関し、参加者からは一定の満足度をいただいており、今後も参加者の声を確認しながら各種取り組み(健康投資)を実践し、引き続き従業員の健康改善・向上に取り組んでいきます。
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「行動変容セミナー」をはじめとする各種施策(健康投資)を通じて引き続き従業員の健康改善・向上に取り組んでいきます。
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健康経営の取り組みを通じて「安全・健康・快適で働きやすい職場」を構築し、エンゲージメント指標のアップにもつなげていきたいと考えています。
【7つの生活習慣に関する設問】
【生活習慣に関する行動傾向】
【健康リスク評価分類】
【健康経営の戦略】
【施策の取り組み状況等】