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社内検査業務の電子化、自動化を担当。入社してからこれまで品質保証部でクレーンの検査を主に担当してきました。クレーンとは、お客さまの工場での重量物の搬送という重要な工程に組み込まれる製品ですが、もし納入したクレーンが故障などで停止してしまうと多大なご迷惑をおかけしてしまいます。
そのようなことが起こらないよう、工場内や外注先、納め先での検査によってクレーンの品質を担保して事故や不良の発生を未然に防ぎ、また発生してしまった不良については影響を最小限にとどめることが主要な業務となります。
ほとんどのクレーンはお客さまの仕様に合わせて製作されたオーダーメイド品です。特殊な構造のものも多く、その用途も多岐にわたります。そのため検査内容もひとつひとつ異なるところに難しさはありますが、以前の業務で学んだ知見を、新しい製品の検査にいかしていけるところに仕事のおもしろさを感じています。
お客さまの求める安全で安心なクレーンを出荷するために、品質保証部は、当社のモノづくりを保証する「最後の砦」であると肝に銘じて、日々気持ちを引き締めながら業務にあたっています。
入社して今年で6年目ですが、今の部署では一番の若手です。でも、業務改善などの提案をすると上司はきちんと話を聞いて検討してくれますし、風通しの良い職場だと思います。
日立グループは品質コンプライアンス強化の取り組みの一環として、試験・検査プロセスの自動化を推進しています。試験・検査データの改ざん、ねつ造を防止するとともに、転記ミスを防ぎ、試験・検査データの信頼性を高めるために、当社でも検査システムを導入しました。
その際は自分で希望して検査業務の自動化、電子化を担当させてもらい、検査システムの構築・運用を行いました。以前は紙の検査票に記入してからPCに入力していたのですが、現在はタブレットに入力すればデータを集積できるようになっています。システムの詳細部分の設計から、運用、改善についてなど全体に携わることができ、要件やITシステムに対する知識と理解を深める良い経験をさせていただきました。
私は神奈川県の出身です。職場がある栃木県佐野市には馴染みがなかったのですが、とても住みやすいと感じています。近くに大きなショッピングセンターやアウトレットモールがあって買い物は便利ですし、飲食店も多くあります。生活に必要なものは徒歩圏内で大体揃えることができます。
現在の住まいは会社の借り上げマンションで、通勤は自転車で約5分。家賃の負担も少なく助かっています。工場内には社員食堂もあり、安くておいしいので昼食によく利用しているんですよ。
このように働きやすい環境も整っているので、これからもじっくりと仕事に取り組んでいきたいと思っています。
佐野にはおいしいラーメン店がたくさんあります。休日に一軒ずつ訪れていますが、まだまだ回り切れません。お気に入りの一杯を見つけることが週末の楽しみの一つになっています。
学生時代からゲームが好きで、高性能なパソコンが必要になるので自作しています。パーツは通販で取り寄せることもありますが、秋葉原まで買い出しに行くことも。佐野から東京へのアクセスもいいですよ。