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「電気」という見えないものを扱う仕事。現在担当している仕事は、クレーン施工後の検査実施です。周辺機器の配線確認やインバータ、マトリクスコンバータの設定、試運転時の機器の調整などを主に行っています。ほかにも、クレーンが止まってしまったり、機器がエラーを出しているときのトラブル対応なども行います。トラブル対応は気持ちが焦ってしまう事もありますが、そんな時こそ冷静に対応することを心がけています。まずはエラーが出ている状況を確認して、何が原因かをつきとめます。そのうえで必要な修理や数値の調整を行い、お客さまへの影響が最小限になるよう、できるだけ早い復旧を目指します。クレーンは長く使用されているものが多いので、古くなった配線が切れたり、漏電なども起こります。特に重たいものをつり上げるときは、クレーンにものすごい負荷がかかってエラーが起きる場合があるんです。経験がものをいう場面でもあるのですが、今は上長や先輩と二人三脚なので、見習いながら一つ一つ丁寧に対応しています。
職場にはベテランの方もいて、技術や知識を色々教えてもらっています。しかも皆さん優しくて、仕事だけじゃなく雑談でもよく話しかけてくれて、まるで孫みたいに可愛がってもらってます。そういう温かい雰囲気の中で働けるのはすごくありがたいですし、もっと知識を蓄えて早く一人前になりたいって思います。
電気という見えないものを扱っているので、いつも危険と隣り合わせなんです。自分のことはもちろん、周りの人に危険が及ばないよう日頃から気を引き締めて業務にあたっています。クレーンもそうですが、工場内はたくさんの機器が動いているので、騒音の中で作業をすることになります。特に大きな工場では、ファンも大きなものが回っているのでかなりうるさいんですよね。試運転の調整も行うので、クレーンに巻き込まれないよう声を張り上げて合図をしています。
所属しているのは、西日本のアフターサービス拠点ですが、既設クレーンの保守に加え、老朽化対策や機能向上のための改造や改修も行っています。営業・設計・フィールドサービスそれぞれの部署がフォローしあうことで、より良いものを提供できるように工夫しています。普段からチームワークを大切にしているので、お客さまの現場に行っても、安心感がありますし、スムーズに意思疎通ができるんだと思っています。
私が高校生の頃、日立プラントメカニクスで働いている学校の先輩が、会社紹介として「機械をメンテナンスする楽しさ」や「給料のよさ」「職場の雰囲気」を教えに来てくれたんです。就職先に悩んでいた時期だったので、この話がきっかけでこの会社に入りたいと思いました。実際に入ってみると、予想以上に良かったのは手当でした。まず駅近に安価で住めること。会社が物件を借り上げ、家賃補助をしてくれるのでかなり助かっています。もう一つは出張手当です。宿泊や食事に加え、移動の手当もあります。手当が手厚いので、貯金もちゃんとできますよ。出張を伴う仕事の予定は1か月前には決まっているのでスケジュールは立てやすく、振替制度も活用し、休みはしっかりとれています。
私も当時とても悩みましたが、皆さんもたくさん悩んでこれだ!と思う会社に決めてください。一緒に働けることを楽しみにしています。
尼崎事業所は大阪からとても近く、遊ぶところもたくさんあるので近場で楽しめます。電車の移動がメインですが、駅からも近く、住み心地は満足しています。身の回りの事ができるようになるので、一人暮らしもおすすめですよ。
手先を動かすことが好きなので、よくプラモデルを組み立てます。最近はポケモンのプラモデルを完成させました。PCゲームや漫画を読んだりして休日はゆっくり過ごしています。